内臓整体師が5年かけて実感した小麦粉が身体に与える影響~後編
前編では僕の花粉症の体験談を書きましたが後編は、小麦の成分が身体にどんな影響をあたえるとされてるかのお話です。
1、血糖値が急激に上がってしまう
小麦は約70%が糖質で構成されていて小麦の糖質は非常に血糖値を早く上げるタイプの糖質と言われています
この血糖値が早く上がるデメリットが中々曲者!!
肥満
内臓脂肪の蓄積(女性の場合乳がんのリスク4倍)
炎症反応がきつくなる(花粉症とか痛みとか)
糖尿病
砂糖の問題と共通するところが多いのですが、現代人の病気や疲労や症状の原因に繋がるものが多すぎます
2、腸壁を壊してしまう
うどんやパンのもちもち感の素になるやつです
ホットケーキ作った時にボウルにくっついたホットケーキミックスって中々水で洗っても流れないですよね??
そんな感じで腸の中でもグルテンは消化しにくくて腸壁にへばりついて残ります
残ったグルテンをカンジタ菌という菌が食べることによりカンジタ菌が増殖
増殖したカンジタ菌は更なる食べ物を求めて腸壁を食い荒らします
そうすると腸に傷がついてしまい穴が開き、炎症いたるところで起こります
また腸内にグルテンが入るとゾヌリンと呼ばれるホルモンが分泌されます
このゾヌリンは腸壁の粘膜の結合を分解してしまう作用があり、カンジタ菌の増殖と共に腸壁を壊しやすくしてしまいます
腸から本来吸収されないはずの毒素や老廃物までが、穴が開いた腸壁を抜けて血中に入り込みアレルギー症状や炎症症状の原因となります
3、酸化の問題
小麦は強い酸性を示す食品です
血液はもともと弱アルカリ性なので酸性の食べ物を習慣的に食べると、血液が通常より酸性に傾いてしまいます
弱アルカリ性に戻すために歯や骨に備蓄されているカルシウムを血中に放出する働きが起こる為、虫歯になりやすかったり骨粗鬆症や、こむら返り、イライラの原因となります
4、皮膚の問題
発生学的に、腸と皮膚は共通点が多いと言われています
皮膚の状態は腸の状態を表すと言われるくらいです
グルテンの影響で腸壁の粘膜が壊れてしまうと、皮膚に炎症症状として現れます
5、脳への問題
小麦を食べるとエクソルフィンという名前の外因性モルヒネ様物質が生成されます
エクソルフィンは脳へ入り込みモルヒネ受容体と結びつき、強い快感を脳に感じさせます
一説によるとヘロインを打った時の様な感覚だそうです
まぁヘロインを打ったことがある人はほとんどいないと思うのですが、とにかく気持ちいい!またこの快感を味わいたい!と強く思う感じですね
やたらパンが食べたい!とかお菓子が食べたい!とか思ってしまうあの感覚って、麻薬に近い依存性からくるものだったということです
人生においてやりがいや幸福感を感じれない人の中には、強すぎる快感を日常的に小麦によって感じている為、ちょっとした幸せや喜びを感じることが出来なくなってしまった状態に陥ってる場合もありそうです
小麦を控える生活に入ると約30%の人が依存性から来る、体調不良や気分の落ち込みを経験しますが、数週間でそれらは解消されると言われてます
といった具合で中々身体に影響を与える小麦
ちなみに古代の小麦はこういった作用はあまりないそうです。
品種改良が進んだ現代の小麦に見られる影響ということですね
慢性炎症や慢性疲労やうつ傾向、アレルギー系の疾患が出てる方は気を付ける価値はありそうですね(^^