天然塩について~内臓整体師の僕が使ってる塩を紹介
今回は、よく患者さんに聞かれる天然塩の見極め方をご紹介します!
まず初めに、僕が住んでる三田のお店で見つけた天然塩を先に紹介しますね!
このパッケージの「粟国の塩」ってやつが三田の色んな店を回って唯一、発見できた天然の塩です!
僕が見つけた店は、弥生が丘1丁目フローラ88の中にある「御影新生堂」というお店です!
フラワータウンのイオンの1階のお店です!
御影新生堂 フローラ88店(2017年5月26日オープン) | 御影新生堂・神戸ミカシエ
わからなかったらこれを買えば正解ですので参考にしてください!
ちなみに価格は250グラムで750円です!
普通の塩より高いですがその価値がありますので!
さて天然塩の重要性についてまずお話しします。
昔から塩分の撮りすぎは高血圧の原因になるので減塩しましょうってよく聞くと思います。
しかし近年高血圧の原因は塩分の取り過ぎでは無い!と言われています。
厳密に言うとナトリウムを取り過ぎると良くない!ということです!
塩には本来ナトリウム以外にも
カルシウム
鉄
リン
ホウ素
リチウム
ケイ素
などなど・・・これらはすべてミネラルと呼ばれる栄養素で塩に含まれるはずの栄養素なんです。
しかし!!
世の中を流通する塩のほとんどが人工精製された塩です!
精製の段階でナトリウム以外のミネラルをそぎ落とした塩にされてしまっています。
結果、ナトリウムだけを過剰に摂取することになるので体内のミネラルバランスが崩れて腎臓や各臓器に負担をかけることに繋がります。
なので血圧の心配をされる方、腎臓に負担がかかってる人は特に人工精製された塩は身体にあまり良くないというより、かなり悪いと言えます。
といっても世の中のあたりまえの常識として血圧には減塩!と言って減塩運動が続いてますが、年々高血圧患者は増えてる一方なんです。
さらに減塩を行うことで本来筋肉を動かすときに必要なミネラルの確保も出来なくなり、寝たきりになる人が急増したとも言われます。(これは極端な話ですが)
つまり塩が悪者にされてますが、高血圧の原因は他にあると考えるべきだといえるのです。
すこし話はずれましたが、人工精製された塩を取り続けるとナトリウムばかりを取り過ぎることになり、ミネラルバランスが崩れて腎臓をはじめ様々な臓器に負担がかかるので気を付けましょうってことです!
あと最近は女性も男性も気になるデトックス!!
身体から毒素を出すとき代謝の過程において各種ミネラルが活躍するので、デトックスしたい人も人工精製されてない塩を積極的に取るべきなのです。
また皆さんはこむら返りって経験したことないですか?
こむら返りもミネラル不足やバランスの乱れが原因の一つになります!
筋肉は伸びたり縮んだりするときに、ミネラルを使うんです。つまり伸び縮みに必要なミネラルが確保できなくなると上手に伸び縮みできなくなる。
その結果こむら返り(筋肉の痙攣)となりイテテテってなっちゃうわけです。
(寝てる間にこむら返りになるのはストレスも原因です。アドレナリンが関与します。明け方のこむら返りは腎臓の疲労が関与します)
じゃあどうやって人工精製された塩と天然の塩の見分けるの??
まず表のパッケージは無視しましょう(笑
天然の○○の塩って書いてあっても人工精製された塩で普通に売ってますwww
嘘ばっかり(怒
パッケージの裏を見てみましょう!
人工の塩の場合
1、成分表示を見ると9割ナトリウムになっているものが多いです。ほとんどのミネラルをそぎ落としてナトリウムばっかりですよって意味です。
2、「製法」もしくわ「製造方法」「工程」の表示を見てください。
人工精製の塩は、イオン膜、立釜、乾燥、採掘、逆浸透膜、などといった表記になっています。これらは全ては絶対とは言えないのですが人工精製の目安となります。
続いて天然塩の場合
1、成分表はナトリウム以外に他のミネラルがたくさん表記されています。
2、天然塩の塩は人工精製とは違って、天日干し、天日、平釜などになります。
天日干しだけのパターンもあったり、天日、平釜と2項目書いてあるパターンもます。
ということで基本はこんな感じで人工精製の塩か天然塩か判断してくださいね!
ちなみに紹介した塩の裏の表記はこんな感じで
いろいろミネラルの名前が書いてあって、工程は逆浸透膜と天日と平釜です。
工程はこんな感じで書いてあります。
???
逆浸透膜やん!!って思いますよね!
実はこの塩は去年までは「天日・平釜」だけだったのですが今年に入って逆浸透膜と表記されるようになりました。
ってことはあかんやん!!って僕も思ったのでどういった経緯で逆浸透膜になったか製造業者である、沖縄海塩研究所に電話で聞いてみました!
平釜精製するときの薪としてコンテナの廃材を利用しているそうですが、廃材の輸送料が近年高騰してきてどうしても採算が取れなくなってしまったみたいです。
そこで逆浸透膜という、ろ過システムを新しく導入して海水に圧力をかけてより塩分を抽出しやすくしたそうです。
そして逆浸透膜システムは「アクア技研」という会社のシステムを使ってます。と説明してくれました。
逆浸透膜(RO膜)装置、海水淡水化装置、純水製造装置、海水高濃縮装置、排水高濃縮技術はアクア技研
このシステムは薬剤を一切使わずに圧力のみでろ過を行うシステムらしいです。なので残留する薬剤が存在しない、以前の製法と全く成分のバランスは変わってないとのことです。
他の逆浸透膜の装置はモノによって薬剤の使用もあるみたいなので、確認した方がいいと思います。
とりあえず「粟国の塩」に関しては僕は直接電話して広報の方とお話しできたので大丈夫と判断しております!
変な質問してくる僕にしっかりと説明してくれて、使ってる装置の出所も丁寧に教えてくださった沖縄海塩研究所の方には感謝です!
という訳で他の会社の逆浸透膜については、薬剤の有無について確認を取ってないのでわからないので気になる人は電話して確認してもいいとおもいます。
ぜひ本物の塩が皆様のもとに届くように頑張ってほしいです!
参考になりましたでしょうか?